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αシリーズの"買い"の特長・"妥協"のポイント『α65』編 [デジタル一眼]

デジタル一眼カメラαシリーズで、3モデルある内の真ん中に位置する『α65』。これから一眼ライフをスタートしようという人や、α57の"妥協"のポイントに妥協仕切れない人におすすめのモデル。価格的にもα77と比べるとお手頃感があります。

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"買い"の特長

  • (1/4) 有機ELファインダー
  • (2/4) 秒間最大10枚の高速連写
  • (3/4) GPS搭載
  • (4/4) 軽量コンパクトなボディ

"妥協"のポイント

  • (1/7) 秒間最大12枚の高速連写
  • (2/7) シャッタースピード
  • (3/7) AFセンサー
  • (4/7) モニターの可動範囲
  • (5/7) 全画素超解像ズーム
  • (6/7) オートポートレートフレーミング
  • (7/7) ボディ素材

(1/4) 有機ELファインダー

α65には高画質な有機ELファインダーが搭載されています。下位モデルのα57は液晶モニターになっているので、α65(α77も)の大きな利点と言えます。

ファインダーを覗いたら一目でわかる高精細さ。もちろん視野率100%で広々とチェック出来ます。

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(左側が有機ELファインダー。目で見たままに、鮮明に表示されます。文字もくっきりと。対して、右側がα57の液晶ファインダー。薄暗く、青っぽい表示に)

屋外では太陽光が明るすぎて、液晶モニターでは確認しにくく、ファインダーはほぼ必須。α57で妥協出来ないポイントとしては、結構これが大きいんじゃないでしょうか。

(2/4) 秒間最大10枚の高速連写

「連続撮影優先AE」モードで、1秒間に最大10枚の写真が撮影出来ます。スポーツの試合中、肉眼では気付かないような、選手の一瞬の動きを逃さず捉えてくれます。次の動きが予測出来ないような場面でも、とにかく連写で奇跡の一枚を狙ってみたり出来ますし、あると非常に嬉しい機能だと思いますよ。

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(撮りまくった写真を後から吟味する。どこかにベストショットが・・・!)

そして、カシャカシャカシャッ・・・と言う高速のシャッター音が気持ち良かったりして。

ちなみに、連続撮影可能な枚数は、17枚まで。17枚を超えると、メモリーへの書き込み作業などの影響で、ガクッとスピードが落ちるので、一旦シャッターボタンを離して復活を待つなどの工夫が必要。とは言え、17枚撮るまでは、秒間10枚ペースで撮り続けてくれるので、心強い機能ですね。

(3/4) GPS搭載

α65はGPS機能を内蔵。これにより、撮影した写真に対して、位置情報が記録されます。パソコンで管理する際に、地図上の場所に対して写真を関連付けられるので、より直感的に思い出をまとめる事が出来るんです。

あ、この時ここでこんな写真撮ったよなぁ、みたいな。上手く活用して、旅をコレクションしてみたいですね。

(4/4) 軽量コンパクトなボディ

ボディデザインはα57と同等。つまりよく手になじみ、扱いやすいサイズ感と重量感があります。剛性と重厚感に満ち溢れたα77とは、明らかに別物と言う感じですね。

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α57より4gだけ重いのは、有機ELと液晶の違いでしょうか・・・。

"妥協"のポイント

ここからはα65を購入する前に知っておきたい、妥協ポイント。上位モデルα77にしか搭載されていない機能はもちろん、α65よりも後に発売されたα57にしか搭載されていない機能等々、予めチェックしておきましょう。

(1/7) 秒間最大12枚の高速連写

α65は最大で1秒間に10枚までです。α77ではさらに高速な12枚連写が可能ですし、下位モデル相当ながら、後発のα57もいくつか制限があるものの12枚連写を実現しています。

2枚の差をどう見るか、というところ。本当にシビアに一瞬の表情を狙っていきたいのであれば、やはり12枚連写が欲しいところです。逆に、そこまで連写にこだわらないというのであれば、秒間10枚でも十分すぎるほど高速なのでは。

(2/7) シャッタースピード

α65の最速シャッタースピードは1/4000秒。上位モデルのα77では、さらに高速な1/8000秒のシャッタースピードまで用意されています。

高速なシャッタースピードのメリットとしては、高速で動く被写体をピタッと止めて撮影出来る事や、明るすぎる環境で露出を抑えるために使える、等々があります。また、カメラを振りまわすように動き回りながら撮影しても、カメラがブレを感じるより速くシャッターが切れちゃうので、ブレにくいという事も、ありますよ。

(3/7) AFセンサー

α65のAFセンサーは、3点クロス15点となっています。上位モデルのα77には、より高精度な11点クロス19点AFセンサーが搭載されています。

クロスセンサーの数が多いほど、精度の高いピント合わせが可能。また、センサーの数が多いα77の方が、ピント位置を選ぶ際に有利です。

(4/7) モニターの可動範囲

バリアングルチルト可動式モニターは上下180度、左右270度と非常に広く動いてくれて便利なのですが、α77に搭載されている3軸チルト可動モニターは、さらにその上をいく可動範囲を備えています。

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(α65のバリアングルチルト可動式モニター。上下左右の2軸チルト)

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(α77の3軸チルト可動式モニター。軸が1個多い)

α65のモニターに比べて、可動する軸がひとつ多くなっていて、モニターを手前側に引き出す事ができ、三脚や縦位置グリップを装着している時でも、モニターの確認がしやすくなっています。

(5/7) 全画素超解像ズーム

ここ最近発売されているサイバーショットで搭載されるようになり、αシリーズでも最新モデルα57で初搭載となった機能です。

通常画質の劣化が大きいデジタルズームですが、全画素超解像ズームは独自のアルゴリズムにより、ほとんど画質を劣化させず、2倍までズーム可能に。

2倍なので、例えば18-55mmのレンズを装着していた場合、全画素超解像ズーム使用で、36-110mm相当での撮影が行えるという事になります。

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実際に撮影した写真。拡大するとこんな感じ。x2が全画素超解像ズーム、x4が通常のデジタルズーム)

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(やはりデジタルズームを使用すると、ノイズが目立ちます。実際にはないはずの色がにじみ出てきている感じ。全画素超解像ズームなら、自然さを頑張って維持してくれている事も分かりますよ)

これは、上位モデルα77にも搭載されていない機能で、後発のα57ならではの機能のひとつです。

(6/7) オートポートレートフレーミング

実はこれもα57にしか搭載されていない機能ですが、非常に便利で実用的。撮影した写真を、カメラが自動的に切り取って、プロっぽい構図のポートレート写真に仕上げてくれるというものです。

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(適当に撮影すると、画面中央にぽつんと、いわゆる日の丸写真になりがちですが、それっぽく修正してくれます)

高精度な顔認識機能により実現された機能ですね。自分でポートレート写真を狙って撮るより、こっちの方がきれいに撮ってくれたりして、ちょっと悔しい気持ちがわいてこないでもない、そんな機能。

(7/7) ボディ素材

ボディの素材は高品位プラスチックが採用されています。高品位というだけに、決して安っぽい印象は受けないのですが、上位モデルα77には、部分的にマグネシウム合金が使用されるなど、剛性・重厚感の面では、やはり一線を画すような感じ。

ただその分、α65は軽くて扱いやすいという事で、初心者の方にとってはメリットともいえる部分かもしれません。

α65は、α57で妥協出来ない点がありつつ、α77までは必要性を感じないという方のためのモデル。価格的にもα57から比べて15,000円ほどの差ですので、そこまで高級にもなりません。

大きなポイントとしては、やはり有機ELファインダーの有無だと思いますが、いかがでしょうか。

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